コラム

 公開日: 2015-06-26 

高齢者の筋肉維持にはたんぱく必要!

高齢者において、筋肉量と筋力を維持するために蛋白質の豊富な食事が必要だとの研究結果が報告された。植物性蛋白は筋力維持に役立ち、動物性蛋白は筋肉量と関連するという。米ヘブライ・シニアライフ加齢研究所が米国立衛生研究所(NIH)の資金援助を受けて実施した研究。
 同研究者らは、フラミンガム研究に参加した平均60歳の男女2,600人超のデータを収集した。対象者の蛋白摂取量、下肢の除脂肪筋肉量、大腿部筋力を1998~2001年のさまざまな時点で測定した。
その結果、筋肉量と筋力の維持には、男性で1日約85g、女性で約75gの蛋白質を要していた。除脂肪筋肉量が最も多かったのは、総蛋白および動物性蛋白の摂取量が最も多かった群だった。
 ナッツや豆などの植物性蛋白は、男女ともに除脂肪筋肉量とは関連していなかった。ただし、植物性蛋白の摂取量が最も多い群では最も少ない群に比べて、大腿部筋力が最も高かった。同研究者は、「筋肉量と筋力は加齢に伴い失われていく。筋肉量は50歳から減り始め、筋力は50~60歳で年間約1.5%、60歳以降は年間3%低下する。筋肉量と筋力を喪失すると、運動能力や日常活動能力に影響する」として、全般的な蛋白質摂取の重要性を指摘し、毎食摂取するよう勧めている。

高齢になるとどうしてもたんぱく摂取が不足になりがちでそのために体重減少きたす方が多く見受けられます。その結果、運動能力の低下も来しやすくなり転倒なども起こしがちになります。50歳を過ぎたらある程度のたんぱく摂取は必要かも?知れませんね。

この記事を書いたプロ

さとうクリニック内科・消化器科 [ホームページ]

内科医 佐藤浩明

福島県福島市方木田字中屋敷1-1 [地図]
TEL:024-545-6111

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
講演内容
発売一周年記念講演会

さる6月9日に機能性ディスペプシアに対する初の薬剤の発売一周年記念講演会で当クリニックでの使用経験を発表しました!

時事ネタコラム(JIJICO)

専門家による時事ネタコラム(JIJICO)で上記内容が取り上げられました。内容は以下のURLをご参照下さい!http://jijico.mbp-japan.com/2014/07/22/articles11148.html

 
このプロの紹介記事
さとうクリニック 佐藤浩明医師

経鼻内視鏡検査をはじめ、患者さんに寄り添う医療を目指す(1/3)

 口から入れる従来の胃カメラ検査で、つらい思いをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。これを少しでも解消したいとの思いから登場したのが、経鼻内視鏡(鼻カメラ)で、検査を受ける患者さんの苦痛をやわらげる検査方法として注目されています。「...

佐藤浩明プロに相談してみよう!

福島放送 マイベストプロ

経鼻内視鏡検査をはじめ、良質な医療を提供する消化器内科専門医

医院名 : さとうクリニック内科・消化器科
住所 : 福島県福島市方木田字中屋敷1-1 [地図]
TEL : 024-545-6111

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

024-545-6111

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

佐藤浩明(さとうひろあき)

さとうクリニック内科・消化器科

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
イルミネーションの飾り付けにも注意?
イメージ

おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「イルミネーションの飾り付けにも注意?」という報告で...

運動で高齢者の認知機能改善?
イメージ

おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「運動で高齢者の認知機能改善?」という報告です。 ...

感染性胃腸炎も過去5年で最速の流行入り!
イメージ

 感染性胃腸炎流行情報  おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「感染性胃腸炎も過去5年で...

[ 医療情報 ]

ダイエット後のリバウンドは心臓に悪い?
イメージ

おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「ダイエット後のリバウンドは心臓にも悪い?」という報...

インフルワクチンはやはり有効!
イメージ

おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「インフルワクチンはやはり有効!」という報告です。...

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
コラムのテーマ一覧
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ