コラム

 公開日: 2014-04-28 

睡眠中に脳内の老廃物を排出?

 人は誰でも、3 分の1近くの時間を寝て過ごす。「なぜ、眠らなくてはならないのか」は、科学者と哲学者にとって永遠の課題といえるが、米国の研究グループは、 脳内の老廃物を排出する機能が睡眠中に活性化することを突き止めた。脳細胞を脳脊髄液( C S F )で洗い流して老廃物を肝臓へ排出する仕組みは「グリンパティック(Glymphatic)・システム」と呼ばれ、2012年に同グループが発見している。
 今回の研究では、生体組織の内部を可視化できる顕微鏡を使って、睡眠中、麻酔中、目覚めているときのマウスの脳内を観察。目覚めているときには脳脊髄液は脳内にほとんど流入しないが、睡眠中と麻酔中には、脳細胞が 60%収縮して脳内を掃除する脳脊髄液が流入するスペースを作り出し、グリンパティック・システムが活性化していることが分かった。蓄積するとアルツハイマー病を引き起こすβアミロイドの排出速度は、睡眠中には覚醒時の2倍以上スピードアップしていた。
 著者らは、「睡眠は、覚醒時に蓄積した神経回路の老廃物を排出する脳のスイッチの役割を果たす」と分析している。

 今まで睡眠の本来の役割についてはよく分かっていなかった訳ですが...睡眠を取らないと言うことは結局は脳内に余計な物が溜まって行く事になるのですから、当然の如くそのパフォーマンスが落ちてくるのは避けられのかも?知れませんね!

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